「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

 京都市下京区因幡堂町651

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  1. T.A.Aのカラフルブログ
 

T.A.Aのカラフルブログ

自分の中の 好きな所も嫌いなところも
自分の中のステキなところもダメなところも
自分の中の見せたい所も隠したい所も

自分で気づいて 自分の中に受け入れる・・・・・
そうすることで 前に進めるのだと思うのです
      T.A.A
Talk(話して) Awake(気づいて) Accept(受け入れる)
     
カラースクールを始めるにあたって
初めてアメブロに綴ったこの思いは
今も変わりません

色も香りも
自分の周りのすべてのものをツールにして
自分の未来は自分で開く
そんなあなたを応援したい
2025/11/08

エンペラーグリーン


エンペラーグリーンは 王者の緑
その名の“エンペラー”が示すように、ただの緑ではありません。
深く、静かに、しかし確かな存在感を放つ緑──
それがこの色の持つ魅力です。


歴史の舞台に目を向けると、あの ナポレオン・ボナパルト がこの緑に心を奪われたという説があります。
彼は「帝政(エンペリアル)緑(vert empire)」という色合いを好んだとも伝えられています。

王として、征服者として、帝国の象徴として彼が選んだその緑には、
緑そのものの“自然”や“生命”の意味を超えて、威厳・統治・意思の色が重なっていたのかもしれません。


この色は、葡萄でも、海でも、森でもない。
けれど、森の奥深く、誰もがまだ知らない静寂の中に差し込む光――

緑の葉が宿す静かな呼吸、その中にこそエンペラーグリーンの真価があります。

緑は、再生・調和・成長の象徴とされてきました。


そして帝政の緑として、支配と秩序、威光と叡智をも含んだ色としての側面が、ナポレオンの時代に注目されたのです。


まさに「王の緑」。
けれどそれは、決して近寄り難い色ではなく、むしろ静かに、そして優しく私たちの内側に語りかけてくる色でもあります。


チャクラの観点からも、緑は「心のチャクラ(第4チャクラ=ハートチャクラ)」と関連づけられ、癒しや愛、自分自身との調和を象徴すると言われています。

そこに、“王者の緑”というキーワードを加えると、ただ癒されるだけではなく、「自分を敬い、育て、表現する」エネルギーが宿るようにも感じられますね。

『色』は、不思議で奥深いです。



カラースクールT.A.A
藤田でした