潔癖で真面目、完璧を求めたがる
相手の感情を、自分の事のように感じることができる
新しい方向に進む選択を好む
繊細でありながら、大胆に事を起こすこともある
自分を主張せず、他人を受け入れて統合するのが得意
紫は、第7チャクラと共鳴する色です。
頭頂に位置するこのチャクラは、身体の中で最も宇宙に近い場所にあり、『クラウンチャクラ』とも呼ばれます。
ここが開くことで、私たちは宇宙とつながり、自分という存在を超えた、大いなる何かと共鳴できるようになるといわれています。
紫は、『青』の持つ冷静さ・精神性・女性性と、『赤』の持つ情熱・行動力・男性性という、対極にある要素を同時に内包しています。
この統合されたエネルギーは、まさに『宇宙そのもの』を象徴しているともいえるでしょう。
もし宇宙というひとつの存在を、ふたつに分けるとしたら、それはまさにこの紫が表す「青」と「赤」のエネルギーに分かれるのではないでしょうか。
それほどに、紫はバランスと融合、そして超越を象徴する色なのです。
第7チャクラの数秘『7』は、古代の数学者ピタゴラスが『宇宙の数字』と称えた神聖な数です。
円を表す角度、360度は7で割り切れず、永遠に巡ることから、『無限・霊性・神秘性』の象徴とされてきました。
また、仏教における『解脱(げだつ)』──執着から自由になり、魂が本来の姿に戻る境地──も、このチャクラのテーマと重なります。
ヨガでは『自己実現のチャクラ』とも呼ばれ、物質的な制約を超えて、生きる意味や存在の本質に目覚めていくプロセスを象徴しています。
<あなたへのメッセージ>
あなたは、周囲の人から「ちょっと変わっている」「わかりにくい」と思われているかもしれません。
でも、それを気にするどころか、むしろ「他と同じであること」に興味がないのではありませんか?
誰とでも浅く広く付き合うよりも、心から信頼できる数人の存在がいれば、それで満たされる。
そんな静かな在り方を大切にしているあなたは、他人の評価よりも、自分の内側の感覚を指針に生きる人です。
もしかすると、現実の中で孤独を感じたり、理想とのギャップに苦しんだ経験があるかもしれません。
でもその時期があったからこそ、あなたは「夢を見るだけの人」ではなく、理想を現実に結びつける力を得たのです。
あなたの生き方そのものが、変化と変容を内に秘めたミステリアスな魅力を放っています。
その姿に憧れ、無意識に影響を受けている人も、実はたくさんいます。
だからこそ、自分の思いや信念を『表現』する手段を持ってください。
それは、言葉でも、アートでも、仕事でも構いません。
あなたの表現は、まわりの人の目を開き、意識を変えるきっかけになるのです。
あなたは、宇宙と現実、見えない世界と目に見える世界をつなぐ存在。
だからこそ、地に足をつけながら、上の世界を見上げていてください。
あなたの中にある『知恵』は、これから多くの人の道しるべとなっていくでしょう。
藍色は、第6チャクラと共鳴する色です。
英語では、サードアイ・チャクラ、つまり『第3の目』と呼ばれています。
眉間の奥に位置し、『目に見えないものを見る力』──直観、洞察、霊感などの感覚を司る場所とされます。
青にほんの少しの赤が混じるだけで、藍色は生まれます。
深い海の底のように、光が届かない世界。
静かで広く、孤独で、そして無限。
その色合いは、物質的な視界を超えて、内面世界や宇宙的な感覚を象徴しています。
このチャクラが目覚めると、人は『本質』を見抜こうとするようになります。
表面的な情報や他人の評価に惑わされず、自分の内なる声や宇宙からのインスピレーションに耳を澄ますようになるのです。
数秘で『6』は、妊婦のような丸みを帯びた形。
大いなる母性、包容力、そして命を育む力を象徴します。
同時にそれは、宇宙の神秘──命が宿るという奇跡を体現する数字でもあります。
『第6チャクラ』『藍色』『6』に共通するのは、『宇宙とのつながり』
このつながりは、私たちが「なぜ生きているのか」という問いへの深い洞察を促し、見えないものの背後にある真実へと導いてくれます。
<あなたへのメッセージ>
海のように深い愛を持つあなたは、これまで多くのことを「しかたない」と受け入れてきたのかもしれません。
言いたいことがあっても、言葉にできなかった経験──伝わらずに悔しい思いをした記憶──誰にも言えずに飲み込んだ感情──それらが、今もあなたの中に残っているのではないでしょうか。
あなたは、非言語のコミュニケーション──空気を読む、相手の気持ちを察する──がとても得意です。だからこそ、言わなくても分かってもらえることを期待しすぎて、自分の本音を後回しにしてしまう傾向があるのかもしれません。
でも、本当のやさしさとは、自分の気持ちをきちんと言葉にして伝えることでもあります。
あなたのその大きな包容力と深い思慮は、あなたの言葉を通してこそ、まわりの人の心に届くのです。
逆に、時にはあなたの言葉がストレートすぎて、誤解されたり、冷たく見られることもあるかもしれません。
でも、それもあなたが本気で向き合おうとしている証です。
あなたには、自由に生きたいという願いがあります。
まるで大空を羽ばたく鳥のように、広く、高く、自分の力で世界を飛びたいと願っているのではないでしょうか。
その願いを、ただの夢で終わらせず、言葉にして明確にするとき、あなたの人生の流れは大きく動き出します。
あなたの声は、世界に響く力を持っています。
だからこそ、心の奥にある『本当の思い』を、あなた自身の言葉で表現してみてください。
それが、あなたらしい自由と信頼への第一歩となるはずです。
黄色は、有彩色の中で最も明るい色。
希望や期待を象徴し、心を前向きにしてくれる色です。
よく目立つため、注意喚起の標識や子どもたちの通学帽にも使われますが、実はそれ以上に、内面の輝きを表す色でもあります。
たとえば、『計算に明るい』『地理に明るい』といった表現がありますよね。
黄色は、知識や才能といったその人の“『光る部分』を浮かび上がらせる色。
人の優れた個性にスポットライトを当てるような役割を果たします。
第3チャクラは、胃の辺り、太陽神経叢と呼ばれる神経の集中する場所にあります。
ここは、身体の中心であり、心の『自立』を司る場所でもあります。
そのため、第3チャクラのテーマは、『自分を中心に据えること』『流されない自分』
つまり、自分の意志をしっかり持ち、他者との境界を適切に保つことが求められる領域です。
数秘で『3』は、1点から広がるようなカタチを持ち、未来に向かうエネルギーを象徴しています。
線から面へ──ひとつの意志が他者と関わりながら広がっていくプロセスを表しており、『自己表現』や『創造性』の源ともいえる数字です。
『第3チャクラ』『黄色』『3』に共通するキーワードは『個の確立』
誰かの意見ではなく、『私はこう思う』という自分の声を持つこと。
そして、その思いを、社会の中でどう表現し、役立てていくかが問われるのです。
<あなたへのメッセージ>
好奇心旺盛で、知りたい気持ちが強いあなたは、常にアンテナを張り、さまざまな情報を吸収してきたことでしょう。
チャレンジ精神も旺盛で、気づけば場の中心にいて、自然と人を惹きつける存在になっているのではありませんか?
あなたが惹かれるテーマは、時代の一歩先を行っていることも多く、周囲から「ちょっと変わってるね」と言われることがあったかもしれません。
でも、それはあなたが“未来を感じ取る力”に長けている証です。
学んだこと、感じたことは、ぜひまわりにシェアしてください。
インプットだけで終わらせず、アウトプットすることで、情報は知恵となり、やがてあなた自身に返ってきます。
ただし、成長志向が強いあなたは、時に「まだ足りない」「もっとやらなくちゃ」と、自分に厳しくなりすぎることも。
努力の途中でも、そこに至った自分をちゃんと認めてあげてください。
それが、ほんとうの意味での“『自立』につながります。
あなたは、本来、自分の芯をしっかり持ちながらも、他人の意見を柔軟に取り入れる器用さを持っています。
自分を見失わず、軸を持って生きるあなたの姿は、多くの人に勇気を与えることでしょう。
あなたの光は、周囲を照らす灯台のようなもの。
どうか、その輝きを信じてください。
オレンジ色は、第2チャクラと深く共鳴します。
その位置はおへその少し下、丹田のあたり。
ここは生命エネルギーが生まれる場所であり、感情や創造性、そして人との『つながり』を育む中心でもあります。
オレンジの色を思い浮かべたとき、果物のオレンジや、焚き火、暖炉の火が浮かぶ方も多いでしょう。
それは激しい炎ではなく、人をあたため、心をほぐす、ぬくもりの火。
私はこれを『人が人のために使う火』と呼んでいます。
オレンジは、『熱さ』というより『あたたかさ』を象徴する色なのです。
また、オレンジ色は食欲を促す色としても知られています。
レストランの照明に使われる白熱灯のオレンジが、料理をより美味しそうに見せてくれるのは、まさにこの色の心理的作用のひとつです。
食事とは、単に栄養を取る行為ではなく、五感で味わい、感情を交わすコミュニケーションの場でもあります。
誰と食べるか、どんな気持ちで食べるか──そこには、目には見えない『心の栄養』も大きく関係してきます。
第2チャクラに位置する消化器官は、物理的な食べ物だけでなく、『感情』も取り込み、処理していると言われています。
吸収しきれなかった悲しみや不安は、心の中に滞り、トラウマやショックとして残ってしまうこともあります。
数秘で『2』は、関係性や調和を表す数字です。
恋人、家族、友人、仲間──他者と関わる中で、私たちは自分という存在を映し出し、喜びや悲しみ、共感といった『感情の器』を育てていきます。
第2チャクラ・オレンジ・『2』に共通するテーマは、まさに『つながり』
つながることによって、人生に彩りと意味が生まれていくのです。
赤は、第1チャクラと共鳴する色です。
第1チャクラは、肛門と性器の間──身体の最も根源的な場所にあり、『生きる力』『生命の根源』と結びついています。
このチャクラが開くというのは、まるで大地に根を下ろした植物が、下向きに花を咲かせるようなイメージ。
私たちはこの場所から、大地のエネルギーを吸い上げて生きています。
赤はまた、私たちの身体を流れる血の色でもあり、生命を維持するために欠かせない色。
さらに、夜明けの太陽のように、暗闇を照らし、新しい一日へと私たちを導いてくれる色でもあります。
赤は、生まれて初めて目にする『世界』の色であり、目覚めと始まりの象徴でもあるのです。
数秘で『1』は、なにもないところから生まれる最初の数字。
孤独や不安の中であっても、一歩を踏み出す力、誰も歩いたことのない道を切り拓く勇気と情熱が宿ります。
この『1』は、第1チャクラの性質と重なり合います。
『今ここ』に生きること、そして、自分の足で大地を踏みしめることがテーマです。
食べること、眠ること、行動すること──生きるために必要な基本的な営みが、ここに根ざしています。
「何かを始めたい」「動き出したい」そんな衝動が湧きあがってくる時、それはあなたの第1チャクラが活性化しているサインかもしれません。