潔癖で真面目、完璧を求めたがる
相手の感情を、自分の事のように感じることができる
新しい方向に進む選択を好む
繊細でありながら、大胆に事を起こすこともある
自分を主張せず、他人を受け入れて統合するのが得意
白(またはクリア)は、伝統的なチャクラ体系の中に、直接共鳴する場所を持ちません。
けれど、『色は光』というニュートンの考えを取り入れるなら、白(クリア)はすべての光が統合された完全な色です。
可視光のスペクトル──赤、橙、黄、緑、青、藍、紫──それらすべての波長が重なることで、色が抜けます。
つまりクリアな光になるのです。クリアを色料の色で表現するなら、白。
そのため、白は『始まり』であり、『終わり』であり、『すべての統合』を意味する色となります。
スピリチュアルな世界では、神の色、天の色、あるいは魂が浄化された後に戻る原点の色とされます。
このように白は、純粋さ・清らかさ・無垢・神聖といったイメージと結びついていますが、その裏には『曖昧さを許さない』『はっきりさせたい』という性質も隠れています。
だからこそ、白を好む人・惹かれる人は『ゼロか100か』『白黒つけたい』『中途半端が苦手』という傾向を持ちやすいのです。
数秘で見れば、白は『マスターナンバー』のような存在といえるでしょう。
特定の数だけでなく、すべての数字のエネルギーを内包するような、多次元的な使命を抱えた存在──それが、白のもつ力なのです。
<あなたへのメッセージ>
あなたは、正義感が強く、曲がったことが嫌いな人かもしれません。
周囲で起きる出来事に、心がザワついたり、「それは違う」と思うことも多いでしょう。
あなたの中には、氷のように、凛とした透明感があります。
それは一点の曇りもない、理想への純粋な憧れ。
だからこそ、現実がその理想に届かないとき、深い失望や諦めを感じてしまうことがあるのではないでしょうか。
周囲の目を気にして、自分の思いや感情をさらけ出さず、「何もなかったこと」にしてしまうことがないですか?
その裏には、『何色にも染まれる白でいたい』『誰かを傷つけたくない』という思いが隠れているのです。
ただ、その『何もない』という在り方が、時に自信のなさにつながり、自己否定へと傾いてしまうこともあるかもしれません。
感情に蓋をし、無関心・無感情を装って、自分を守ろうとしてしまうことも──。
しかし、白は本来『すべてを含む光』の色。
決して、何もない色ではありません。
あなたは、純粋で繊細な感性をもち、その分、他人の可能性や美しさを見抜く力にも長けています。
完璧を求めすぎて苦しくなったときは、「不完全でも大丈夫」と自分に言ってあげてください。
あなたが背負っているのは、すべてを浄化し、再び『清らかな流れ』を生み出すという、大きな使命かもしれません。
あなたの存在そのものが、場を整え、人を癒し、道を照らします。
無理に色を持たなくても、白の中にはすべての可能性が宿っているのです。
自分の中の光を信じてください。