「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

 京都市下京区因幡堂町651

 mail@taa-color.com

  1. 梅鼠色(うめねず)四十八茶百鼠
 

梅鼠色(うめねず)四十八茶百鼠

2022/01/14

梅鼠・丁子鼠・空鼠

2022/01/14

江戸時代、茶色と鼠色が流行した背景には、『ぜいたく禁止令」がありました。
色の中でも特に高価な材料が必要な「紅」「紫」なども、ぜいたく品として取り締まりの対象となったのです。
そこで、商人たちは色の彩度をおとし、色名に『鼠」や「茶」をつけ
決して鮮やかな色ではありませんということをアピールして売り出したのでした。





今を生きる私たちにとっては、「なぜ、ネズミ?」と感じますが、実は、江戸時代にはネズミはペットとして人気の愛玩動物だったのです。
江戸時代初期、隠元禅師が中国から1匹の白ネズミを持ち帰ったのがキッカケで、お江戸のネズミブームが始まったと言います。

歌舞伎の世界では、泥棒のネズミ小僧が、その演目のひとつにもなりました。
寺子屋では、「ネズミ算」も教えていたとか。

ネズミがとっても親しまれたのが江戸時代でした。

四代目市川小團次の鼠小僧 (三代目豊国 画)


カラースクールT.A.A
藤田たかえ
https://taa-color.com
京都市下京区因幡堂町651