赤は、第1チャクラと共鳴する色です。
第1チャクラは、肛門と性器の間──身体の最も根源的な場所にあり、『生きる力』『生命の根源』と結びついています。
このチャクラが開くというのは、まるで大地に根を下ろした植物が、下向きに花を咲かせるようなイメージ。
私たちはこの場所から、大地のエネルギーを吸い上げて生きています。
赤はまた、私たちの身体を流れる血の色でもあり、生命を維持するために欠かせない色。
さらに、夜明けの太陽のように、暗闇を照らし、新しい一日へと私たちを導いてくれる色でもあります。
赤は、生まれて初めて目にする『世界』の色であり、目覚めと始まりの象徴でもあるのです。
数秘で『1』は、なにもないところから生まれる最初の数字。
孤独や不安の中であっても、一歩を踏み出す力、誰も歩いたことのない道を切り拓く勇気と情熱が宿ります。
この『1』は、第1チャクラの性質と重なり合います。
『今ここ』に生きること、そして、自分の足で大地を踏みしめることがテーマです。
食べること、眠ること、行動すること──生きるために必要な基本的な営みが、ここに根ざしています。
「何かを始めたい」「動き出したい」そんな衝動が湧きあがってくる時、それはあなたの第1チャクラが活性化しているサインかもしれません。