人は、出会う回数が多いほど、好感を抱くようになるという人の心理。
これは、ロバート・ザイアンスによって発表された『単純接触効果』いわゆるザイアンスの法則です。
ここでは、それとはちょっと違った側面からの話です。
例として、医療事故による訴訟が挙げられます。
医者の過失により被害を受けた人の大半は、訴訟を起こさない。
逆に、起こす患者を調べてみると
・急かされた
・無視された
・ぞんざいな扱いを受けた
と感じている、というのです。
では、訴訟を起こさない人は?というと
・医者は最善を尽くしてくれた
・自分は、公平に扱われた
と感じている、というインタビュー結果が残っています。
言い換えれば、信頼関係は、費やした時間もさることながら、両者の交流の質に基づいている、ということです。
飲食業を営むお店や、美容院・整体師さんたちとは違って、カラーセラピーを受けに来られるお客さまに「お馴染みさん」というのは、あまり聞きません。
ということは、短時間で、どれだけ相手の「言いたい事を聴く」ことができるか?で信頼の度合いが変わってきます。
必要なのは『質問力』
これについては、また後日、改めて・・・。
ということで、037ポイントは
接触する時間の質が肝心
でした