「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

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  1. 脳科学マーケティング ダイジェスト版
  2. 2.時間の質

2.時間の質

037 顧客の話をトコトン聞く


人は、出会う回数が多いほど、好感を抱くようになるという人の心理。
これは、ロバート・ザイアンスによって発表された『単純接触効果』いわゆるザイアンスの法則です。

ここでは、それとはちょっと違った側面からの話です。

例として、医療事故による訴訟が挙げられます。

医者の過失により被害を受けた人の大半は、訴訟を起こさない。
逆に、起こす患者を調べてみると
・急かされた
・無視された
・ぞんざいな扱いを受けた
と感じている、というのです。


では、訴訟を起こさない人は?というと
・医者は最善を尽くしてくれた
・自分は、公平に扱われた
と感じている、というインタビュー結果が残っています。

言い換えれば、信頼関係は、費やした時間もさることながら、両者の交流の質に基づいている、ということです。

飲食業を営むお店や、美容院・整体師さんたちとは違って、カラーセラピーを受けに来られるお客さまに「お馴染みさん」というのは、あまり聞きません。

ということは、短時間で、どれだけ相手の「言いたい事を聴く」ことができるか?で信頼の度合いが変わってきます。

必要なのは『質問力』
これについては、また後日、改めて・・・。

ということで、037ポイントは
接触する時間の質が肝心
でした