「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

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  1. 脳科学マーケティング ダイジェスト版
  2. 8.話し上手は聞き上手

8.話し上手は聞き上手

046 話し上手は聞き上手


『傾聴』という単語は、もうずいぶん耳慣れてきましたね。
このテーマでのセミナーも、珍しいものではなくなりました。
だけど・・・・・

『傾聴力』の前に必要な、大事なことがあります。

それが『訊く』ということ、つまり質問力。


もちろん、言いたいことを言い合うというのではなく
『聴く』ために『訊く』


話し上手な人というのは、きちんと相手の様子をみながら話しています。

その観察力と共に、どんな質問なら答えがもらえるのか?

といったことを意識しています。


カウンセリングの時に必要な「開いた質問」と「閉じた質問」ができているのです。



カラーセラピーを受けに来たお客さまが、ピンクを選ばれた時に
「ピンクは、好きな色ですか?」
と尋ねるのは、閉じた質問。
「はい。好きです。」


「昔から、お好きですか?」
これも閉じた質問。
「いいえ、そうでもないんですが・・・。」


「いつ頃から、好きになられたんでしょう?」
これは、開いた質問。

「ん~んと、子どもができてからかも?」

「何か、きっかけがあったんですか?」
「別に・・・特には・・・」

「子どもさんができたことで、何か、心境の変化とかはありましたか?」
「ん~んと、それは、ありましたね。」

「そんな風に変化してきたんでしょう?」
・・・続く・・・


閉じた質問と、開いた質問のちがい、わかりますね?


コミュニケーションをスムーズにするためには、自分の気持ちを明らかにすると同時に、相手のことを知る必要があります。

お互い、伝えなければ、伝わらないのです。


カラーセラピストとしてのスキル『カウンセリング力』をアップするために必要なことは、日常のなかで、相手の気持ちを知るための会話のクセをつけることです。


『聴く』ために『訊く』

答えがわからないからこそ、訊かなければ理解も共感もできないのです。



ということで、046ポイントは
話し上手になる
でした