「色の心理学」を中心に、五感を磨くメニューをご用意しているカラースクールです。
場所は、交通の便のよい京都の中心街。遠方の方には、オンライン授業のご用意もあります。
色彩心理カウンセリング協会 京都校も兼任。協会オリジナルのアイテムを使った講座もご受講いただけます。
色とお香を組み合わせた『彩り香®』の、香楽師養成講座・Zoom体験も、ここでしか受けられないオリジナルメニューです。

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  1. 脳科学マーケティング ダイジェスト版
  2. 10.成功へのステップ

10.成功へのステップ

045 小さなお願い


<フロント商品からエンド商品へ>


わかりやすい例が、この本「脳科学マーケティング100の心理技術」に載っていました。

目的地までの道を尋ねたい時
「ここまでは、どうやって行けばいいですか?」
と聞くより、まず
「すみません、今、何時ですか?」
と聞いてから、本題に入った方が、はるかに答えてもらえる率が上がる、というのです。



これは、最初の頼みをきいたのだから、次の頼みもきくのが筋。
といった潜在意識のうよなものが働くからでは?というのが、作者のロジャー・ドゥーリ―氏の見解。


私は、これを読んで、体験会の重要性がストンと腑に落ちました。

初めてカラーセラピーを教わった時、
誰かに提供するときは、たとえ、500円でもいいからお金をいただいてね。
相手は、お金を払うことで「聞く耳を持つ」から。


と言われ、なるほど!と思った私は、自身の生徒さんたちにも同じように言っていました。


だけど、それだけじゃない、というのがストンと腹落ちしたことです。


それが、最初のお願いが些細なことであれば、メインのお願いに応じてくれる確率が大幅に上がると言う事実。


これは、お金を払ってくれた人の全てが、自身の顧客になってくれる可能性を示しています。

「無料でいいから、セラピーセッションの練習させてほしい」では、その可能性をはじめから手放しているのと同じこと。


以前にも書きましたが、脳は、お金を支払うたびに痛みを感じます。

額の大小に関わらずです。

だけど、その痛みに勝る快感があれば、また、それを味わいたいということになるのです。


つまり、金額以上の値打ちのあるものを提供することです。

体験会で、これだけのものが得られるのなら、その先は・・・・・。
と期待できるように話すこと。


自分自身のエンド商品に興味を持って、一歩を踏み出してほしいと思うなら、フロント商品の作り方が、とても大事だということです。


というわけで、045ポイントは
事前にちいさなお願いをする
でした。