『if』の世界は、なんだかドキドキ魅力的。
もし、一瞬で痩せられる方法があったら・・・
もし、「どこでもドア」が手に入るなら・・・
もし、憧れの人にバッタリ会えたなら・・・
未来への想像は、自分の思うがままに創れます。
だけど、この章で作者が勧めるアプローチは、ちょっと違います。
もし、あの時、違った選択をしていたら・・・
という過去にフォーカスするもの。
今は、順調な会社も創設時は、非常に不安定だった。
その当時の事を話す(社員が疑似体験する)ことで、社員の態度が、変わったといいます。
それは、もし、会社が作られていなかったら
世の中や自分の生活はどのように変わっていたかについて考えた結果、会社に対する前向きな気持ちが深まったというのです。
他の例として、私が
マーケティングの学びの中で、セールストークに活かすよう教わったことですが・・・
ダイエットしたい女性に・・・
必要なのは、食事制限でもなく、運動でもない。
あなたに必要なのは、骨盤を正しい位置に戻すことです。
もし、この事実を知らずに無駄な食事制限や、ツライ運動を続けると言う選択しかない
と思っていたら、どうなったと思いますか?
ここで、それを想像させることは
「目の前の人を選んだ」という事実が、正しい選択であったと、相手に確信を持たせるのに、とても有効な話し方だと思いました。
私たち、カラーセラピストは、どうでしょう?
来てくださった方の話を聞くのは、もちろん『得意』とするところかもしれません。
けれど、数ある選択肢の中で『カラーセラピーを選択する』ことに対して
「それがよかった」と思っていただく努力をしているでしょうか?
あなたは正しい選択をしました。
だから、満足の得られる結果を得られます。
それを前提としてセラピーを受けてもらうことは、初対面という、最初のハードルを下げることにつながると思いませんか?
ということで、034 ポイントは
(ifという)シナリオを活用し、忠誠心を高める
でした