2021/10/31
今年の「虹いろのお話し」は、新潟県十日町市の織商さんが、過去に制定された『季の色』をテーマにお届けしています。
今月は『恋染紅葉』(こいそめもみじ)』こんな色です。
『恋染紅葉(こいそめもみじ)』については、虹いろのお話しで!
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今では「もみじ」「こうよう」というと『紅葉』の字が当てられますが、奈良時代までは『黄葉』と表現していたそうです。
黄色でも赤でも、秋に色づく葉っぱの色は、どれも美しいですけどね。
平安時代のかさねの色目でも、この徐々に色づく景色を身に付けたいと考えられたのでしょう。
「もみじ」の名がつくかさねは、多くあります。
吉岡幸雄氏の『王朝のかさね色』に紹介されているのは
こういった配色。
また別のところでは、こういった色かさねが紹介されています。
紅葉はコレ!とひとつに決められない様々な暖色系のグラデーションを
どう楽しむか?ということが、人々のおしゃれのセンスを磨いたのかもしれませんね。
ファッションの秋とも言います。
これを読んでくださっているあなたは、この自然の色の美しさを、どんなカタチで取り入れますか?
カラースクールT.A.A
藤田たかえ