今日から12月、時間の経つのは早いですねー。
一年の締めくくりの月となりますが、皆さんはどのようにお過ごしですか?
街に出れば、ジングルベルが鳴り響き、せわしなさを一層つのらせてしまいますね。
ネットでは、2017年クリスマスプレゼント人気ベスト10 なんてサイトまでありました。
え?もう、みんなプレゼント準備したんか???びっくりーーー!!
この、「急がなきゃ!」といった心理には、やはりクリスマスカラーも一役かっているように思えませんか?
1931年から1964年まで、画家バットン・サンブラムがコカコーラの宣伝のために描いた絵が功をなし、すっかりサンタクロースの衣装が赤と信じられるようになった昨今、12月といえば「赤」のイメージが定着していますね。
そんなことから、今月の虹色のおはなしは「赤」がテーマです。
赤色は「火」を連想させる色ですね。
消防車の赤は、燃えてる!急いで消さなきゃ!を、あのけたたましい音と共にアピールしていますね。
ゴーゴーと猛り、人の手には負えないような激しさを伴う「火」は、火山の爆発のようなイメージが広がります。
そんなことから、エネルギー、激しい、危険、恐怖、バイタリティー・・・・・
こういったキーワードが出てきます。
そして、その内から燃え上がるような、大きくてエネルギッシュな気持ちを「情熱」といいます。
皆さんが、最も情熱をもてるものは、どういったものですか?
その「情熱」から広がる言葉には、どんなものがありますか?
私の知り合いに、アメリカで仕事のプレゼンをした人がいます。
もちろん、英語でのスピーチです。
全く英語を喋れなかった彼女は、猛特訓を受けて、自分の思いを伝えるだけの英語が話せるようになりました。
そして、出発の数日前、そのスピーチを着物姿でやろうと思い立ちます。
たまたま、その時知り合った旅館の女将に、その日の夜に着付けを教えてもらうことができた彼女は、一晩中、何度もなんども練習し、自分のモノにしました。
アメリカでのスピーチは大成功。
その後の懇親会でも、着物姿の彼女は人気者。
流ちょうな英語で親睦をはかり、たくさんの友人ができたとの事。
彼女が、短期間で目標を達成できたのは、この「情熱」があったからだと、拍手喝さいを送りました。
けれど彼女のような短期決戦型の人は、結果が出ないと、焦り、いらだち、から「怒り」といった感情がでてきます。
自分に対する怒りだったり、八つ当たりだったり・・・・・
これらが、レッドのマイナス面のキーワードになります。
レッドの人は「こつこつ努力する」「ゆっくり進む」「じっと我慢する」ということは、ニガテなのです。
そして、このレッドの人の苦手な分野は、グリーンのキーワードの中にあります。
レッドとグリーンは、補色の関係。自分にないものを「呼び求めあう関係」なのです。
レッドの人は、そうして自分の目標を決め、そこにむかってダーッと全速力でがんばります。
その目標が達成できると、また、次の目標を探し、新たなエネルギーを燃やします。
その達成感の積み重ねが、自分自身の「自信」になっていきます。
「自信」というのは「自分を信じること」
それは、外からやってくるものではなく、自分の内側から湧き出てくるもの。
それらは全て「情熱」といったものが根底にあるということですね。
さて、今月の虹色のおはなしは、いかがだったでしょうか?
2017年のおはなしは、今回で最終となります。
来年は、星座をベースにして、お届けしたいと思います。
2018年の、虹色のおはなしもどうぞよろしくお願いします。
あとひと月、手放すものは手放し、大切なものだけを持って、新しい年が迎えられるよう
気持ちの整理・整頓をしていきましょう。
最後までお付き合いくださり、ありがとうございました。
カラースクールT.A.A
藤田たかえ